月: 2021年5月

  • 大アルカナⅩⅣ 節制 Temperance

    大アルカナⅩⅣ 節制 Temperance

    「節制」のシンボル・絵が象徴していること

    • 天使・・・このカードに絵かがれた天使は、癒しの天使ラファエルです。私たちの無意識の心であり、内なる声を通じてあなたを導いてくれます。
    • 入れ替えられる水・・・心のエネルギーが動き出す様子を表しています。表面には、見えなくても確実に動きつつある心が、緩やかに状況の変化を引き起こしています。
    • 陸と水に置かれた足・・・力は「意識」、水は「無意識」を表しています。
    • アイリス・・・アイリスの花は、ギリシャ神話に登場する虹の女神の名前です。虹は、天と地を結ぶ架け橋であり、二つの異なる場所を結びつける存在として考えることができます。

    「節制」のキーワード

    節制 バランス 健康 結合

    節制からは、「中間の立場を見つける」「節度を示す」「度を越さない」ということが、連想されます。

    バランスからは、「調和の中にいる」「釣り合いを取る」「正反対のものをともに取り入れる」ということが、連想されます。

    健康からは、「エネルギーと活力を取り戻す」「ヒーリング」「健康に恵まれる」ということが連想されます。

    力を結合するからは、「必要なものをひとつに集める」「正しい調合を見出す」「他者と結びつく」「合併する」ということが連想されます。

    「節制」が正位置で出たとき

    心のバランスが取れていて、穏やかな状態です。

    自分の中の対立を和解させようと対処している状況を示しています。

    節度を持って行動し、節制の美徳を実践することが求められています。

    水の流れのような自然な結末が予想されます。

    このカードが結果に出ると、自然な流れに任せるだけで、状況は穏やかに進んでいくと判断することができます。

    相手に気持ちの位置に、このカードが出た時は、その人は素直なで純粋な気持ちを抱えていることを教えてくれています。

    「節制」が逆位置で出たとき

    バランスを失い、心が乱れている時です。

    中庸を見出すのに、困難を感じていることを暗示しています。

    妥協点を探るよりも、極端に走りたい気持ちになっています。

    流れることのない、澱んだ水溜りのような状態です。

    新鮮さが感じられず、何をするにも億劫になり「惰性」や「マンネリ」というムードが生まれてしまうかもしれません。

    もともと、穏やかなカードなので、逆位置になっても、極端に状況が悪くなることはありません。

    二人の恋愛の今後を占ったときに、この結果が出ると、「二人の関係がマンネリムードになる」と読むことができます。

    「節制」から読み取れること

    このカードが出たということは、バランスの取れた状況を表します。

    心と体、理性と感情など、どちらかに偏ることなく、物事をスムーズに進められることを示しています。

    人の価値観を受け入れるようになったり、あまり親しくなかった人のことを理解し、コミュニケーションが取れるようになるかもしれません。

    変化は緩やかに訪れるので、焦らないようにしていきましょう。

  • 大アルカナⅩⅢ 死神 Death

    大アルカナⅩⅢ 死神 Death

    「死神」のシンボル・絵が象徴していること

    • 死神の旗・・・掲げられた側は、勝利の象徴です。従って、死神が掲げた旗は、絶対的な死の勝利を示しています。
    • 白いバラ・・・情熱を表す赤いバラに対して、白いバラは生と死を象徴すると言われています。
    • 王と教皇・・・どのような立場、権力を持っている人にも、平等に死はやってきます。
    • 太陽・・・太陽は、沈み、必ず昇ります。再び命が生まれることが象徴されています。

    「死神」のキーワード

    集結 移り変わり 除去 容赦のない力

    終結させるからは、「次の扉を開けるために扉を閉める」「何かを終わりに持ち込む」「一連の出来事を完成する」ということが、連想されます。

    移り変わりを経験するは、「不必要なものを切り捨てる」「古い考えを水に流す」「剥き出しの自分になる」「重要なものに集中する」「基本に立ち戻る」ということが、連想されます。

    容赦のない力を体験するからは、「押し寄せる変化の流れの中にいる」「逃れられない状態にとらわれる」「避けることのできないことを経験する」ということが連想されます。

    「死神」が正位置で出たとき

    リセットする時です。

    重要な変化と変容の時期が来たことを示唆しています。

    一つの章が終わり、新たな章が始まろうとしています。

    本人の意思とは関係なく、強制終了となることがあります。

    これは、必要なプロセスであり、拒むことも避けることもできません。

    「古きを捨て、新しきに道を譲れ」ということです。

    「死神」が逆位置で出たとき

    必要な変化を避けている可能性があります。

    過去にしがみついても、実りは得られません。

    今こそ未知のものに向き合う勇気を奮い起こすときです。

    生まれ変わることで、新しいことをスタートさせることができるタイミングです。

    これまでと違う、新たな政界がはじまっていきます。

    「死神」から読み取れること

    このカードが出たということは、「何か」が終わりへと向かっていると考えられます。

    人間関係の終わりや、またこれまであなたが持っていた固定観念や信じていた価値観が変化する前触れである可能性もあります。

    終わりの後にやってくるのは始まりです。

    手放すことは苦しいことかもしれませんが、長い目で見れば、あのとき手放して良かったと思える未来がやってきます。

  • 大アルカナⅫ 吊られた男 The Hanged Man

    大アルカナⅫ 吊られた男 The Hanged Man

    「吊られた男」のシンボル・絵が象徴していること

    • 足と腕の形・・・男の体をよく見ると、足は「4」という数字をかたどっています。腕は三角形を作っています。4は物質を象徴する数字です。3は精神性を象徴する数字です。この二つが組み合わさることで、まったく自由な精神が、肉体という物質の中に受肉している様子を示していると考えられます。
    • 後光・・・男の背後に輝く光は、自己犠牲の光です。男のその身を犠牲にし、自らの成長を促そうとしています。
    • 葉をつけた木・・・男が吊らされた木は、青々とした葉を茂らせています。男が罰せられているわけではないことを示しています。
    • T十字・・・Tは真実や光、善の言葉を意味する文字です。

    「吊られた男」のキーワード

    手放す 逆転 一時中止 自己犠牲

    手放すからは、「感情を解放する」「あるがままを受け入れる」「成り行きに委ねる」「あがくことを止める」ということが、連想されます。

    逆転するは、「世界の見方を反転させる」「考えを変える」「これまでの優先順位をひっくり返す」ということが、連想されます。

    一時中止からは、「反応するのをやめる」「時間の流れの外にいる」「そのままじっとしている」ということが連想されます。

    犠牲にするからは、「殉職者になる」「主張を放棄する」「自分にとって大事なことを脇に置いておく」「二歩進むために一歩下がる」ということが連想されます。

    「吊られた男」が正位置で出たとき

    一旦小休止。視点の転換、価値観の変化を表しています。

    真の現実を理解するには、視点を新たにする必要があります。大義を成すためには、犠牲を払い、大切なものを手放すこともあります。

    今は、幸運を掴むための試練のとき。

    苦労が大きな実りとなります。

    結果に出た時には、「踏ん張りどき」ということが示されています。大変な思いをしますが、本当に得たかったものを得ることができたり、人間的成長を手に入れることができたりします。

    苦労が報われるときが近づいています。

    「吊られた男」が逆位置で出たとき

    幻影にしがみつくあまり、明確な視点を得られずにいる可能性があります。

    犠牲になりすぎていることから、誰かのお世話から解放されても、心が残っているような状態になっているかもしれません。

    報われない苦悩を強いられています。

    このカードは、正位置では、「苦労が報われる」という意味ですが、逆位置になると残念ながら、「苦労をしても報われない」という意味になっていまします。

    やることなすこと全てが実らずに、取ろうに終わることもあり、「骨折り損」や「無駄な犠牲」という意味も挙げられます。

    「吊られた男」から読み取れること

    吊られた男は、その名の通り身動きの取れない状態を表しています。

    進むことも、戻ることもできない時は、一度小休止を取った方が良さそうです。

    自分がしたい事は何なのか、今歩んでいる道は正しいのかを考え直しましょう。

    置かれている状況を見つめ直すことで、スランプを抜け出し、スムーズに次のステージへと、進むヒントを得られるかもしれません。